2024年の年明けもつい先日と思ったら早くも2月となりました。2月に入り、来年度から実施される新たな補助金施策について続々と情報が更新されています。

2024年4月以降で実施される設備投資系の補助金について、今年一番の再注目補助金といっても過言ではない「中小企業省力化投資補助金」の最新情報となります。

中小企業省力化投資補助金は、「中小企業等の売上拡大や生産性向上を後押しするために、人手不足に悩む中小企業等に対して、省力化投資を支援」するための補助金です。

申請枠は「省力化投資補助枠(カタログ型)」が用意される予定で、補助上限額は従業員数に応じて最大1,000万円(賃上げ要件を達成した場合は最大1,500万円)の補助金で、補助率は1/2が予定されています。(上記の図参照)

また、本補助金で対象となる経費は上記図のような「労働時間の削減」に資する機械装置等の導入費が予定されています。

具体的な内容は今後、となりますが「カタログ型」という名前が付いていることから、予め補助金対象となる機器・製品等がカタログ形式で公開され、補助金申請を行う事業者がその「カタログ」から選定し、補助金申請を行う流れになることが予想されます。(カタログ掲載商品は機械メーカー、代理店等が商品登録を行う形式が予想されます)

なお、現在は本補助金の運営管理を行う事務局の公募中となり、来月には事務局が決まる予定です。事務局が決定した3月下旬もしくは4月上旬頃には1回目の公募開始が始まる見込みです。本補助金については複数年に渡り実施される予定で2024年~2026年の間で採択見込件数が120,000者(単純計算で年間40,000者※ものづくり補助金は年間10,000者前後)ともいわれており、今年再注目の補助金となります。

当社では、本補助金の申請を行う事業者だけではなく、本補助金に商品等を登録したい機械メーカーや代理店等の相談対応も行っております。相談は初回無料となりますのでお気軽にご相談ください。